ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝ！
と3発…
銃声を聞いて…
胸が…
張り裂けそうになった…
猟友会は…
狙撃のﾌﾟﾛ…
眉間を狙って…
出切るだけ苦しまないように…
一発で…
仕留めてあげるのが…
ｶﾚらﾌﾟﾛの仕事…
苦しんで…
逝かせなかった事だけは…
想像がついたけど…
熊は恐らく…
お腹が空いて…
何か食べ物が無いか…
ｳﾛｳﾛしてただけ…
妬み…
憎しみ…
恨み…
つらみ…
の感情は…
ﾆﾝｹﾞﾝ特有…
ｶﾚも…
誰かに…
恨みを抱いた訳じゃなく…
ﾋﾄが近付いて来たから…
命の危機を感じたから…
威嚇してみただけ…
こう言う事件が起こると…
毎回…
生まれて…
ﾍﾟﾛﾍﾟﾛと…
親熊に…
ﾅﾒて貰い…
少し大きくなっては…
お母さんや兄弟達と…
ｼﾞｬれあい…
楽しい日々を…
過ごしてきたであろう…
映像が…
目に浮かぶ…
熊も…
いつしか…
ﾆﾝｹﾞﾝの都合で…
“害獣”
などと…
ｼﾞｬﾝﾙ分けされ…
ﾗｲﾌﾙで…
ｼｬｻﾂ…
または…
ｻﾂｶﾞｲする事を…
出来るだけ…
国民感情を…
刺激しないように…
駆除と言う…
言い方に変えて…
ｺﾛされるなんて…
考えても…
見なかっただろうにね…
ｲﾔ…
危険…
ﾋﾄに危害…
分かってるの…
もし自分に…
小さな…
子供でも居たら…
不安になるのは…
ｵﾚも同じ…
猟友会の…
存在が有るからこそ…
我々の安全が…
成り立つ…
ただ…
市や県で…
ｼｬｻﾂする以外に…
何か…
解決策は…
見出だせなかったのかな…？
って…
もし…
今回の熊が…
ﾊﾟﾝﾀﾞだったら…
絶対に…
ﾔｯてなかったはずよね…
ﾔｯつけずに…
他の方法を…
考えたはず…
そぉ思った…
